ジムの開業(起業)に必要な3種類の資金を解説します
「起業に必要なお金」について、前もって十分に検討しておかなければなりません。
フィットネスジム起業にあたり必要な資金を確認して抜かりのない資金調達を行いましょう。
ジム起業に必要な3種類の資金
ジム起業に必要な資金は、大きく「開業資金」「運転資金」「当面の生活費」の3つに分けられます。必要な資金を個別に書き出しても悪くはありませんが、上記の3つに分けて整理するようにしてください。
「どのような費用が発生するのか」、また「どのような費用が発生する可能性があるのか」、事業の全体像とともに、ある程度イメージできると良いでしょう。
準備が進み、融資の申請が必要となった際にも、事前に必要な資金の概要を把握しておくことで、計画書などの作成もスムーズに進むはずです。
フィットネスジム開業資金
事業を始めるために必要となるお金です。具体的には、事業に必要な機械・備品の導入費用等の「設備資金」、取引に必要な保証金や設立登記などに必要な「諸費用」などが該当します。
特に設備資金については、金額が大きくなる傾向があります。どのようなコンセプトのフィットネス事業を行うか、どの程度の規模で事業を開始する予定なのかなどによって、大きく金額が変わってきます。
ジム開業資金は、原則として事業を続ける中では新たに発生しない「開業時にのみ必要となる資金」です。
フィットネス事業の内容を検討すると同時に、どの程度のジム開業資金が必要となりそうなのか、並行して検討するようにしましょう。
ジム開業時運転資金
日々の事業を続けていくために必要となるお金です。開業当時は、特に収支が黒字になるまでの繋ぎ運転資金として、開業時までに計画的に資金調達しておく必要があります。具体的には、家賃、人件費、広告宣伝費や通信費、交通費、光熱費などが該当します。事業を続けることで日々の収入がありますが、収入と支出のタイミングにはズレがあることが普通なので、運転資金として、ある程度の余裕資金が必要となります。
当面の生活費
「会社の支出」と「個人の支出」としっかり分けるのが理想ですが、現実問題として開業当初はなかなかそうはいきません。
起業した場合、サラリーマンとは異なり、業況に応じて収入が大きく変動することになります。個人の生活についても、事業と同様、事前に備えをしておくに越したことはありません。
日々の生活費を事前に見積もっておいて、半年分程度を準備しておくと安心です。備えが少ないと、売上の変動など予想外の状況に対して、満足に対応することができなくなってしまいます。
「事業で得る個人としての収入」と「必要な生活費支出」のそれぞれの見込みを立てておくようにしましょう。
資金面から起業内容を見直しする
起業に必要な資金を確認することは、「実際にいくら準備すればよいのか」といった問題だけに留まりません。
事業内容、売上・利益などと比較して、起業に必要な資金のバランスが取れていない場合は、「開業資金を抑える」「運転資金を節約する」など事業自体の見直しを行わなければなりません。
事業内容を検討するには、資金面からも事業を見直しすることで、より具体的に起業がイメージできるようになるはずです。
開業前の資金調達方法
ジム開業の資金調達方法は以下のようなものがあります。
自己資金:
自身の貯蓄や個人資産を活用して資金を調達する方法です。自己資金を使うことで、返済の必要がなくなるため、利息や返済負担が軽減されます。
銀行融資:
銀行や金融機関から融資を受ける方法です。事業計画や財務状況を提出し、審査を通過することで融資を受けることができます。ただし、返済期間や利息などの条件が付く場合があります。
政府系融資制度:
政府や地方自治体が提供する融資制度を利用する方法です。例えば、中小企業向けの融資制度や補助金などがあります。これらの制度を活用することで、低利率や無利子での融資を受けることができる場合があります。
投資家からの資金調達:
ジム開業のビジネスプランを投資家に提案し、資金を調達する方法です。投資家は資金提供の代わりに、利益の一部を受け取ることが期待できます。
クラウドファンディング:
インターネット上で多くの人々から小額の資金を集める方法です。ジム開業のビジネスプランを魅力的に訴求し、支援者からの資金を集めることができます。
これらの方法を組み合わせることも可能です。資金調達方法を選ぶ際には、自身の資金状況や返済能力、ビジネス計画の内容などを考慮し、最適な方法を選ぶことが重要です。また、専門家のアドバイスを受けることもおすすめです。
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ジム開業に向けた資金調達手法
ジム開業を進めるためには、原資となる事業資金が必要となります。
自ら蓄えた預貯金等の『自己資金』、金融機関からの『借入金』のほかにも、『出資』を利用したり、『補助金』や『助成金』を利用して資金調達を行う場合があります。
多くの場合は、複数の資金調達手法を組み合わせて必要な資金総額を集めることになりますが、
ここではそれぞれの資金調達手法のポイントについて、簡単に解説します。
ジム開業に向けた資金調達手法1
自己資金
自己資金を利用するメリットは、他の調達手法に比べて、返済が不要であり、利用上の制約が少ない点が上げられます。
自分の資金なので当然ですが、ジム開業当初は特に経営が安定していないため、返済が不要という点は、非常に大きなメリットです。
また、自己資金がどれくらい準備できているかどうかが、ジム開業に必要なその他の資金調達手法に関連してくる場合があります。融資を利用する場合は、自己資金の金額に応じて融資上限が定められているものもあります。
実際にジム開業に使うかどうかは別として、それなりの自己資金が準備できるに越したことはありません。特にデメリットもないので、まずは自己資金を中心に検討していくのが良いと思います。
ジム開業に向けた資金調達手法2
金融機関借入
自己資金と同様、多くのジム開業のケースで、金融機関借入が利用されます。金融機関借入を利用するメリットは、他の手法と比べ、比較的利用しやすく、新規開業資金限定の有利な制度なども整備されている点が上げられます。
金融機関は借入以外にも、日々の決済で利用することになります。ジム開業後に改めて資金繰り面でのサポーターとして開業時からお付き合いを行い、身近な相談役として、金融機関とコミュニケーションを取っておくべきでしょう。
借入については、当然に「審査」があります。金融機関の基準を満たしていなければ、融資を受けることはできません。また、自己資金と異なり、利息を含め毎月の返済が必要となりますが元金据え置き交渉など多くの実務経験から当社がサポートいたします。
ジム開業に向けた資金調達手法3
出資
ベンチャーキャピタルや個人投資家から出資を受ける方法が主流でしたが、最近はクラウドファンディングといった新しい出資方法も利用されるようになりました。
金融機関を使いたくない事情などがある場合や多額の資金を集めたい場合などに使われます。金融機関借入と異なり、自己資金の要件などもありません。条件は個別に調整することとなります。
開業に際して出資を受けるためには、しっかりとしたプランや事業計画が必要になります。出資者側としては「投資」になりますので、当然に出資者側のメリットも考える必要があります。信頼に足る事業計画を当社がサポートします。
ジム開業に向けた資金調達手法4
補助金・助成金
不定期の公募ですが、開業資金に関する補助金・助成金が募集される場合があります。
コロナ禍においては、事業再構築補助金を活用して新分野展開、業態転換、業種転換、事業再編等のおもいきった事業再構築としてフィットネスジム事業への参入も増えています。
補助金・助成金には、あくまでも「交付の目的」があり、その目的に沿った事業でないと利用することができません。また、利用に当たって、募集要領に則った審査が行われます。
審査の手続きなどで時間も掛かりますし、基本的に補助金・助成金は「後払い」となります。いずれにしろ当面のジム開業資金として自己資金や借入金などの準備が必要です。
利用には手間も時間も掛かりますが、自身の事業に合う制度があれば、ジム開業資金調達手段として検討するのも良いでしょう。
いずれにしても説得力のある事業計画が必要となります。説得力のある事業計画を当社が作成いたします。
ジム開業に向けた資金調達手法5
親戚・友人知人から借りる
「親戚・友人知人から借りる」方法で資金調達する場合があります。
いざというときは、自身のネットワークが力になるという訳です。
「あなたの人柄」や「ジム開業に至った経緯」を、他者に説明することは容易ではありません。借入申込の際に、あなたの人柄や事業の将来性、資金の必要性を訴えても、短期間では十分に伝えきれない場合もあります。
親戚・友人知人であれば、あなたのことを十分に知っていますので、事業が資金を拠出するに値すると判断してもらえれば、協力してくれることもあるでしょう。
ただし、後でトラブルになる場合もありますので、調達の際には、しっかりと書面に残し、お互いに内容を確認しておくのが良いでしょう。「親しき仲にも礼儀あり」です。
特に新規ジム事業が軌道に乗り、儲かってきた場合は、何かと口を出してくるものです。自身を守るためにも、契約内容をしっかり残しておきましょう。
新規ジム資金調達の前提
ジム開業の資金調達を考えた場合、「どれくらい調達できるのか」を第一に考えてしまいがちですが、あくまで事業の規模やコンセプト(AIフィットネス、24Hフィットネス、アスリート型ジム、女性専用型ジム)があり、それに応じて資金を調達するというのが原則です。
特に借入や出資など、他者の資金を当てにする場合は、「どのような規模・コンセプトのジム事業を行うのか」、「その新規ジム事業のためにどれくらいの資金が必要なのか」を明確にする必要があります。
資金があって事業があるのではなく、事業があって必要な資金がある訳です。このあたりの感覚がないと、「まずどれくらい借りられるのか」に関心が向かい、それによって事業を考えようという発想になってしまいます。事業計画がありそれに必要な資金計画を検討することが望ましいでしょう。
詳しいご相談は(株)ワイルド・ライフ・コーポレーション
Wild Life Corporation
新規起業から中小企業様までの金融機関交渉サポートから融資を成功させます
① 新規での起業から1年未満でも金融機関からの資金調達は可能です。但し、自己資金は最低でも300万以上は必要です。
自己資金の額により借入額の上限はございますが、事業計画書の実現制により、借入額はセオリー通りではなく高くも低くもなります。
②当社は、金融機関の実務交渉を長年に渡り行って参りました。その経験からスピード感ある交渉成立を目指し、資金調達いたします。
③メガバンクから地場の信用金庫や地方銀行に至るまで交渉実務から練り上げられた事業計画書を作成し金融機関交渉にクライアント様と同伴で交渉にのぞみます。
④事業計画書は、以下の内容を網羅して完璧なものを金融機関に提出します
⭐︎イニシャルコスト予算
⭐︎資金調達方法の内訳
⭐︎要資と調達の内訳
⭐︎商品構成・単価
⭐︎競合分析・市場調査表
⭐︎10年間の入会・退会・在籍推移・会費外収益項目・損益分岐会員数
⭐︎市場分析による集客可能会員数とエビデンス
⭐︎実務経験からの精度の高い諸経費計上
⭐︎原価償却費計上
⭐︎金融機関借入返済計画
⭐︎年次キャッシュフロー
etc .
⑤金融機関とのスケジュール調整などは全て当社が行います.全国どこの金融機関との交渉も行います。
⑥国の補助金申請(事業転換補助金など)においても事業計画書の精度が問われます。
⑦事業推進にはアクセルとブレーキが必要です。『アクセル計画』と『ブレーキ計画』の両方が事業推進には必要ですが、
ほぼ『アクセル計画』のみで事業を行う方がほとんとです。
事業は上手くいく場合もあれば、上手くいかない場合もあります。上手くいかない場合の施作、ブレーキ計画も事業には必要になります。
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資金の調達方法について
開業資金と運転資金が自己資金で準備できるのであれば問題ないですが、資金が足りない場合は借入金を利用することになります。借入先としては一般的に信用金庫や地方銀行などの民間金融機関が挙げられますが、実績がほとんどないので必然的に審査は厳しくなります。
当社は金融間から高い評価を頂いている事業計画立案、同伴による交渉などで95%以上の成立実績を持っています。
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